純米一合冷やで

酒がうまい

コーヒーラム

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知り合いの小屋番さんに教えてもらったコーヒーラムを作ってみた。

作り方は、中身をちょっと減らしておいたダークラムの瓶にコーヒー豆と砂糖を入れて放置するだけ。私はマイヤーズの瓶にコーヒー豆100gぐらい入れた。定期的に味見して、味がしっかり出てきた3週間目くらいで豆を引き上げる。あまり漬けすぎると渋みが出るらしい。

ラムの風味はしっかり残ってるので、カルーアとはまたちょっと違った味わい。水割りでもロックでも、豆乳と割っても美味しい(豆乳は混ぜるとなぜかとろみがつく…なぜ…)。変わり種としてテントに持って行っても面白そう。

島根で食べたもののメモ

出張で島根に行っていた。食べたもののをメモっておく。

 

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大田市、ラックラックのグリーンカレー。最近まろやかなグリーンカレーにあたることが多い中、これはマジで辛かった。水3回ぐらいお代わりした。

 

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道の駅ロード銀山の名物御膳。箱寿司、三瓶そば、沖イワシ(標準和名ニギス)の唐揚げとコロッケ、天ぷらまんじゅう。ニギスは仕事柄いろんな食べ方をしているけどコロッケは初。ふわふわ軽い食感でとても美味しかった。天ぷらまんじゅうは以下の記事に書かれている由来が興味深い。

https://www.city.ohda.lg.jp/ohda_city/city_organization/23/594/4803/10485/10487

 

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寿司。が、残念ながらこの日は漁がなかったので地物はほぼゼロ。

 

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空港で出雲そば。皮ごと練り込むから色が濃いらしい。喉越しがいい。

 

このほか、多古鼻わかめ(板わかめ)と清酒石見銀山など。満足した!

渓流 しぼりたて生原酒

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先日長野に行った際に蔵元の遠藤酒造場に寄って購入した。ここの酒蔵、初めて行ったのだけど、ほとんど全ての銘柄が無料で試飲可能で驚いた。冷蔵庫に酒瓶がずらり、横には試飲用の小さなプラカップが山積み、パネルには「ご自由に試飲してください」と気前のいい文言。この日はたまたま運転手ではなかったこともあって、ありがたく試飲して選ばせていただいた。

で、いくつか試飲した中でうまい!!と思って選んだのがしぼりたて生原酒。試飲させてもらったのはどれも美味しかったけど、季節柄、生原酒が飲みたい気待ちもあったのが決め手だった。

冷やなので香りはあんまり立たないけれど、飲み口は柔らかでじんわりと旨味と甘味が口いっぱい広がる。余韻もたっぷり残って一口で楽しい。味の濃いものと合いそうかな?酸味、アルコール感などのひっかかりが少ないので、度数20度なのにお猪口の中身をスイスイ飲み干してしまう。

今日の肴はごぼうと豚肉の甘辛煮。余ってた舞茸も少し投入した。本当は明日のお弁当のおかずやけど、ちょっと味見ってことで。

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見える化

なんだか最近自分の業界でも「見える化」という言葉を見聞きすることが多くなってきた。

この言葉、出始めたころは20代の私でさえすごく気持ち悪い言葉だなという印象だった。英語のvisualizationの和訳なら、可視化という言葉が既にあるし、それでいいんじゃないかと。なんで動詞をとってつける必要があるのかと不思議だった。

ところが最近気になって改めて用例を調べてみると、どうも単なるvisualizationの和訳以上のニュアンスを含んでいるらしいことを知った。それはすなわち「見えないものをあえて見えるようにする」ことをこの言葉は暗に指し示しているらしい。実際の使用例では、たしかに「仕事の無駄を見える化する」とか、「属人化した作業フローを見える化する」とかいった用例が多く、つまり「見える」化というよりも「見えちゃう」化というのが実際的な意味のようだ。ああ、よーやくわかった。

まだなんとなく自分で使うにはむず痒さはあるけれど、意図が分かれば無駄な言葉狩りをしなくて済む。

能登誉 しろなまざけ

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石川県・輪島に行っていたので、朝市の通りにある酒屋さんに立ち寄って、この辺りの地酒をくださいと言って出してもらったのがこれ。輪島の酒蔵・清水酒造店の能登誉の活性にごり酒らしい。季節柄、生酒もいいなと思って購入、税込み1700円だった。

にごり酒自体そんなに飲まないので他との比較はできないけれど、透き通らない程度の白色でさらさらとは言えない感じの粘度がある。瓶を傾けると醪の粒が側面にびっしりついた。開封してみると、覚悟はしていたが噴水みたいなものすごい勢いで噴き出した。車で揺らしながら持って帰ってきたせいもあるかもしれないけど、1合ぐらい出てきたかも。下に敷いた鍋に受け止めて事なきを得た。

飲んでみると、すごく甘みがあって飲みやすい。かといってしつこいわけではなく、炭酸とともに切れていく感じがいい。14度を感じさせない飲みやすさでスイスイ行けるなあ。酒屋さんのおばさんが「私も昨日の夜、1本あけちゃったのよ〜」と言ってたけど、よく分かる。

こういうお酒は味がしっかりしているのでツマミは本来いらないのかもだけど、今日は輪島で買った「海女小屋のたら子唐墨」と新潟・長岡市で作っている「甘口つまみ鱈」を用意してみた。日本海側で「タラ」と言えば今では標準和名マダラのことを普通は言う。しかしこの2つの商品はスケトウダラが原料である。スケトウダラはかつて本州日本海沿岸、特に新潟以南でも漁獲された時期があったが、現在はほとんど水揚げされていない。で、産地を見てみるとやはりどちらも地物ではなく北海道産だった。

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最近仕事で、特に底魚関係の水産流通や加工業の人と話すことがある。その人たち曰く、「地元原料を使って加工業をする」というのは表面上聞こえはいいが、やっぱり商売として成り立たせるには相当な困難があるとのことだった。我々素人は産地市場に並んでいる水産物を見て「すごい量だなあ」と思うわけだけど、単純にせり単価と一般的な原価率から概算しても、1つの小規模な工場すら存続させるにはまったく不十分なことに気づく。加工業を成り立たせるためには我々が想像する以上の原料が必要で、しかし一方で一地方の水揚げ物に頼っていると不漁や時化の影響を大きく受けてしまって安定した仕入れが往々にして成り立たない。特に日本海側の小規模沿岸漁業が主体となっている地域はその傾向が強いように感じる。だから、結局1年間の操業スケジュールを安定させるためには、海外や遠く離れた地域の原料を流通コストをかけてでも規定量仕入れた方が健全になるらしい。

ツマミに話を戻すと、特に前者は輪島の地物をうたった工房のラインナップなので、このことを強く感じる。でも、これは地物じゃないから悪いとか、漁業者や加工業者のどちらかが悪いとかいう話ではまったくない。加工に回せない地物が実は結構あることが予見されるので、このような良い加工技術を持つところが地物をうまく加工ラインに組み込んで、地域のうまいものが消費者に届く仕組みができたらいいのになと一人の酒飲みとして思う。

車中泊

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用事で石川県に向かう途中。朝から下道306kmはつらいので車中泊することにしてしまった。

室内スペースの狭さが挙げられがちなDJデミオだけど、ちゃんと愛を示せば175cmの人間が安眠できる懐の深さを見せてくれる。

菅名岳 寒九の水仕込 生原酒

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世の中に山行の目的はいろいろあれど、酒の仕込水を汲むための山行は新潟ならではという感じがする。今年の1月に新潟県五泉市にある酒造・近藤酒造が主催する「寒九の水汲み」に参加した。このイベントでは新酒の仕込水を、菅名岳という山の中腹に湧く「どっぱら清水」までボランティア約300名が徒歩で汲みに行くというもの。途中の道は登山道である。

 

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