富士山の帰り(8/10-11)も下道で新潟まで帰った。午前1時に起きて下山まで活動しっぱなしだったので、途中どこかで一泊することとした。
当初の予定では甲府から埼玉(雁坂トンネル経由)を通過して新潟に帰ろうかなと思い、一瞬そっち方面に走り出したけど、思っていたよりも距離があり群馬の市街地を通過するのもつらい感じがあり、結局長野周りにした。8/10はR141で甲府から長野県に入り、松原湖の町営駐車場にて車中泊。駐車場は広く、トイレもあり、標高が高い(1123 m)ので涼しくて快適だった。
8/11は朝7時に出発。ここから先は行きと同じ飯山〜小諸経由では面白くないと思い、軽井沢・草津経由で帰ることに。


さすがにお盆連休2日目だけあって人がめちゃくちゃ多い。軽井沢の人混みの中を抜けて白糸ハイランドウェイに入り、白糸の滝をちょっと見物するが、人多すぎてすぐに退散。ちなみにこの滝はもともと湧水があった場所を人口的に加工して滝の形にした人口滝らしい。個人的には名前の由来となっている幾条もの滝が連なっている景観よりも、見事な保水層と不透水層のコントラストが美しいとおもった。
白糸ハイランドウェイを抜けたらR146を北上し、途中にあった久保農園直売所で買ったシャインマスカットをつまみながら草津を目指す。草津温泉もやっぱり人だらけなので、車で湯畑まで入り空気だけ吸って通過。またゆっくり浸かりに来たい。
硫黄の匂いを嗅ぎ足りないと感じ、次は草津白根山を目指してR292を西へ。いつもなのか分からないけれどこの日は火山ガスのため一部車両の通行規制があった。窓のある四輪車は通行可能。窓を閉めてても息苦しくなるような硫黄の匂いを嗅いで満足した。
このR292に来たのは火山以外にもう一つ目的がある。実は日本の国道の中で最も標高の高い地点(2172 m)を通過しているのがR292で、一おにぎりファンとしては一度通過したいと思っていた。
最高地点を通過すると渋峠、横手山と続き、最後は緩やかに志賀高原へ下っていく。志賀高原から先は長野r502を通過して奥志賀高原、野沢温泉へとさらに高原を走ることにした。さすがにr502に入ると観光客も少なく、バイクツーリングやロードバイクが増えてくる。気温も25度前後と窓を開けていると気持ちいい。(途中で好戦的なBMアクセラに勝負を仕掛けられ、負けた。1.3Lでは勝てないよう。)
長い長いr502もスキー場が見えてきたら終わり。野沢温泉を通過してR117に合流し、ようやく下界に戻る。途中十日町のブーメルで遅い昼食をとり、あとは暑い暑い新潟平野を走りぬけて帰宅した。