純米一合冷やで

酒がうまい

SALEWA CROW GTX

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レビューをあまり見かけないので書いてみる。

2019年の正月に購入したので、ちょうど購入から1年ほど経った。その間、近所の裏山(春山から雪山まで)、大普賢岳奈良県)、石鎚山愛媛県)、仙ノ倉山(群馬)、立山三山(富山)、富士山、門内岳(飯豊連峰)、伊吹山滋賀県)などをこの靴で登った。

ちなみに前の靴はキャラバンのC4_03(写真左)。トレッキング入門としてど定番のC1_02Sの足型違いらしいが、初心者向けという位置付けは同じ。約2年で300kmくらい歩いたら雨の妙高山でソールの隙間から水が染みてきて、一線から退けざるを得なくなった。そこでどうせ買うならもう少し堅牢な靴を、ということで店で見繕ったらCROWになった。なのでレビューというかC4_03との比較になる。

 

Salewa USAによれば:

The Crow GTX is a versatile mountaineering boot with an abrasion-resistant fabric upper and waterproof GORE-TEX® protection.

Designed for mixed use on general alpine terrain and alpine trekking, the Crow GTX has a crampon-compatible Vibram New Mulaz sole – for semi-automatic crampons – that offers grip on rock and traction in mixed mountain terrain and snow. The GORE-TEX® Performance Comfort lining delivers optimized climate comfort should the weather close in on you and there’s a full rubber rand for protection against rock and scree.

The Crow GTX integrates SALEWA technologies to offer the Alpine Fit 100% blister free guarantee: 3F System for firm ankle and heel support, Climbing system to ensure that it fits perfectly around your foot and Flex Collar for comfort during descents.

だそう。

 

つまり性能は

ゴアテックスのミドル〜ハイカット夏靴である

・ソールはビブラムMulaz、クライミングゾーンがある

・後コバがある(セミワンタッチアイゼン対応)

・ソールが硬い

なので

・岩稜

・アイゼンが必要な雪渓歩き

・重い荷物を背負った縦走

・日帰り冬山

に対応できる感じで、

・ゆるいハイキング

・保温材がないと厳しい冬山

はそれぞれオーバー/アンダースペックだと理解した。mixed useと書いてある通り、守備範囲がかなり広い靴だと思う。

 

実際に1年間使ってみた感想としては、

・履き口は硬すぎずちょうど良い柔軟性(Flex Collar)

・見た目は細いが、意外と幅広で足への圧迫感みたいなのはない

・問題なのは前後方向で、ほぼ毎回踵か爪先にマメができる(そのため2日以上歩くときは必ずテーピングする)。たぶん靴紐の締め方が結構シビアで、少しでもゆるいと登りで踵が靴の中で遊んだり、下りで爪が当たって痛くなる。1年経っても3Fシステムとかいう機能の恩恵を受けられていない

・C4_03と比べてソールがかなり硬いので、特に岩などは面(摩擦)で捉える歩き方から点で立つ歩き方に変える必要があった

・当然ながら岩のグリップがめちゃくちゃいい

・ただし泥と木の根でめちゃくちゃ滑り、特に泥道はC4_03よりも気を遣うようになった

・形がすっきりしていて色がかっこいい

 

結局夏靴としての性能はとても良かったし概ね満足しているけれど、残念ながら自分の足には微妙に合わなかったというところ。試着で十分にサイズ感を吟味して、足型が合う人なら、ぜひ2足目にお勧めしたい。