純米一合冷やで

酒がうまい

菅名岳 寒九の水仕込 生原酒

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世の中に山行の目的はいろいろあれど、酒の仕込水を汲むための山行は新潟ならではという感じがする。今年の1月に新潟県五泉市にある酒造・近藤酒造が主催する「寒九の水汲み」に参加した。このイベントでは新酒の仕込水を、菅名岳という山の中腹に湧く「どっぱら清水」までボランティア約300名が徒歩で汲みに行くというもの。途中の道は登山道である。

 

 

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雪が降りしきるなか水を汲むようすが例年の新潟の冬の風物詩となっているが、今年は記録的な暖冬で雪が1ミリもなく、登山道にはフキノトウが生えているしまつ。なんだか変な感じがしながらも雨でぬかるんだ道を10リットルのタンクを担いで往復した。

 

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どっぱら清水に着くとコップで清水が一杯振舞われ、その後スタッフがタンクに水を入れてくれる。女性は基本的に10リットルと言われたのでそのようにしたが、意外と大したことなかったので来年は20リットルにチャレンジしたい。

 

さて前置きが長くなったけれど、この、我々が汲んできた水で仕込んだのが今日のお酒。参加者特典として発売日(2/27)前に送られてくるのを首を長くして待っていた。少し冷やしてから飲んでみると、すっきりしたノーマル菅名岳とはちょっと違う印象。飲み口のあたりの良さ・まろやかさはそのままだけど、全体的に味がしっかりしてて、最後まで旨味とわずかな苦味が尾を引く。思ってたよりもずっしりした味なのでちょっと意表を突かれたけど、飲み進めればその舌触りの良さは菅名岳そのもの。自分が汲んだ水が何分の1が含まれていることを思って飲むのが楽しい。

今日の肴はマダラの子の煮付け、鰹のタタキ、大根とさつま揚げの煮物。

 

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ちなみに特典の酒は立派な箱と参加証明書付き。ついでに九も買ってしまったので、また残り少なくなったタイミングで飲み比べしたい(酒の陣への未練タラタラ)。

 

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